職場のコミュニケーション論

職場における、コミュニケーション由来のストレス解消の一助

容疑者取り調べの極意で、ニガテなあの人と信頼関係を築く方法

職場や取引先のニガテなあの人と仲良くなるにはどうすればいいか。 その方法は結構簡単です。 その人を徹底的に好きになればいいんです。 10年ほど前、あるビジネス雑誌に載っていた警視庁で地位のあった人(名前もわからず記憶曖昧です)へのインタビュー記…

高コンテクスト文化と低コンテクスト文化で考える、職場のコミュニケーション

エドワード.Tというアメリカの社会学者は言語と文化において、世界にはコミュニケーションのパターンが2つあるとしています。 ①高コンテクスト文化 人間関係や社会習慣など言語メッセージ以外に依存するタイプのコミュニケーション。詳しく説明しなくてもお…

真面目なあの人は、一生懸命仕事をしていいるのに成果が上がらない。なにがダメなのか

真面目そうな性格で好印象だったのに、やることはどれも中途半端で、ミスや失敗が続き、ついには信用を失ってしまう残念な人がいます。そんな人は得てして、目前の仕事に追われ、仕事を一人で抱え込んでいる状況であることが多いと思うのです。 真面目なあの…

モチベーション最重視のリーダーは、リーダーとして有能と言えるのか

意欲が常に湧き上がり、モチベーションが高く維持できている働き方は理想的であると言えます。 しかし、モチベーションそのものは「ささいな理由で上下してしまう、個人の気分」でしかありません。成果を出す人はどんな仕事をするときでも、自身の気分に関心…

仕事では行動を起こす原因になっても、失敗の原因にはできない「忖度」という難しい習慣

仕事で何か問題が起きた時、安易な責任回避の手段があります。それは… 「その場の雰囲気でそうするしかなかった」なんて発言で、第三者が決して確認することができない、記憶や気持ちといった自分の思考やその場の雰囲気を責任とするのです。最近では「忖度…

「情報共有が苦手な内気なタイプの人」は、意図せず周囲を出し抜いているような状況にしてしまい、結果的に「とても感じ悪い印象を自ら作り上げてしまっている」という推論

できるだけ周囲の抵抗を受けず、自分に有利な行動を起こす方法は意外とシンプルで、あらかじめ秘密裏に関係者へ根回しや決裁者の承認を得て、自分に有利な決定事項としてしまえばいいのです。これを「出し抜く」といいます。 物事を決める時、大概は賛成派と…

コミュニケーション円滑化の鍵を「ジョハリの窓」で考えた

「ジョハリの窓」という、コミュニケーションを円滑にするための考え方があります。これは心理学者のジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham) が考案したもので、この考え方を用いることで、周囲への自己開示の程度がわかり、自分が…

政治家だけじゃない。職場でも必要な 「政治力」という能力

集団の大小に関わらず、コミュニティには必ず「政治」が生まれ、諸々の問題のほとんどは「政治」により解決されます。その「政治」とは… せい‐じ〔‐ヂ〕【政治】ある社会の対立や利害を調整して社会全体を統合するとともに、社会の意思決定を行い、これを実…

「一生懸命頑張っているのに、思うようにみんなが動いてくれない…」と嘆いている人は、「信頼の蓄積」が足りてないのです

仕事は、面倒くさい事が多いです。 しかし面倒な事でも自分一人で処理することができるなら、まだ良いかもしれませんが、厄介なのはその面倒を「頼む時・頼まれた時」です。 不思議なもので、同じ頼み事でも、相手に抵抗感なく頼める人とそうでない人が存在…

「この人とは話が噛み合わないな…」と感じたときに注目したい3つのポイント

仕事をするからには、必ず関係者とコミュニケーションをとることになるのですが、 「この人とは話が噛み合わないなぁ」とか 「この人は何でわかってくれないんだろう?」と イマイチ意思疎通がうまくいかないと感じることはよくある事です。 そんな時に注目…

忙しそうなリーダーに「なにか手伝いますか?」と聞いたら「やりたい?」と笑顔で聞き返された

こういうケースに何回か遭遇したことありますが、ものすごい違和感を感じます。これやる人はリーダーとして不適格な感がして仕方ありません。 忙しそうな人を見て「なにか手伝いますか?」と聞くのは、手助けする「必要性」や「善意」だったりするのに、それ…

作業効率が良いチームは「メンバー業務の責任範囲」が明確で、「チーム内の情報共有が活発」であること

チーム運営において「人海戦術」は品質的側面から効率的とはいえない 少ない人数で複数プロジェクトを動かす時、「すべての人がすべての業務をできる」状況は理想的ではあります。常にメンバー総動員して乗り切ろうとする、いわゆる「人海戦術」なやり方は、…

サービスサイエンスを使って、6つの視点から業務能力を分析する方法

サービスサイエンスという概念があります。「サービス」というものを体系化し分析することで、サービスの向上を図ろうとする学問分野のことで、かのIBMが提唱した概念です(詳細はWikipediaなどを参照)。つまりは、お店など社会全般のサービスをより良くす…

「マジメで有能」と思っていたら「マジメで無能」だった。どうするか。

印象がとても真面目そうなのに、実際はあまり仕事ができない(以下、「マジメ系無能」と呼びます)人って結構多くいると感じます。流行語として「真面目系クズ」なんて呼び方もされているようです。 「マジメ系無能」の有能なところ 「マジメ系無能」な人の…

「公式」と「非公式」2つの組織コミュニケーション。仕事の改善・発展に寄与しているのはどちらか

組織のコミュニケーションは2つに分類できると言われています。 1つめは「公式コミュニケーション」です。例えば、・業務連絡や情報共有・業務命令・周囲に知らしめるための正式な通達といった、発信のために事前の段取りが踏まれた、公式に伝えなければな…

職場の自席の近くに「操り人形のようなリーダー」がいて、非常に興味深く観察しています

職場の自席の近くに「操り人形のようなリーダー」がいて、非常に興味深く観察しています。 人の上に立つ者は人柄が重要であると聞いたことがあります。まったくその通りと思いますが、この「人柄」ってやつですが、最近、操り人形のようなリーダーを見ている…

「予見可能性」と「回避可能性」という視点で、ミスした人に公平な視点で指導する

法律的観点から見ると、交通社会は「信頼の原則」の上に成り立っています 普段なにげなく接している交通社会ですが、仮に運転者が勝手に右車線で走り出したり、高速道路を歩行者が勝手に横断したらどうなるでしょうか。あたりまえですが、事故が起こりやすい…

【読書感想「やり抜く技術」】目標達成する方法と、リーダーとしての指導力も得られる本

人類は願望を実現することを繰り返し、進化してきました。時間をかけて環境に適応していくことが進化ですが、自らの意思で生活環境をより良くしていく進化法は人類のみができる進化の仕方です。話が大きくなりましたが、つまり、日々の生活で大なり小なり願…

【読書感想「進次郎メソッド」】結局、ニーズの捉え方のセンスが重要

テレビなど小泉進次郎さんの発言をを見ていると、その言葉に他の政治家とは違う何かを感じます。人を惹きつけるなにかがあるというか、納得感があるというか、みどころがあると思わせるというか…その秘密はなんだろうか、その一端がわかればいいなとこの本を…

「必要最低限な業務連絡があり、黙々と無駄なく仕事をこなすメンバーで構成されたチーム」と「日頃から雑談が多く、業務に関わらずメンバー全員がざっくばらんに色々話せるチーム」、どちらが生産性が高いか

「必要最低限な業務連絡があり、黙々と無駄なく仕事をこなすメンバーで構成されたチーム」と「日頃から雑談が多く、業務に関わらずメンバー全員がざっくばらんに色々話せるチーム」どちらが生産性が高いでしょうか。前者の方が生産性が高い気もしますが、Goo…

仕事ができる「いい人」と仕事ができない「いい人」、何が違う?

「仕事はできるけど、(性格が)キツイ」人はおそらくどの職場にもいます。(逆に、「いい人なんだけど、仕事ができない」人もいます) 個人的には、仕事ができるが人間性に何かが欠落しているような人は少ないと感じます。むしろ仕事ができない人に人間性の…

「交渉の着地点を見つけるのが上手い人」はなぜ上手いのか?それは「最適な論拠」を導き出すのが上手いから。

「話をつける」という言葉があります。これは「交渉を納得できるなように導くさま」、「話し合いを何らかの形で結論に導くさま」といった意味があります。 「交渉の着地点を見つけるのが上手い人」は「話をつけるのが上手い人」と言えるのですが、このような…

論理的思考法「演繹法」と「帰納法」

例えば、仕事をする時に大事な事を具体的に聞かれた時、どのように答えるでしょうか。「仕事で大事なことは、コミュニケーションをとりつつ、信頼関係を大切にすることです!」なんて中身のない言葉の羅列で、満足していないでしょうか。 言いたいことの雰囲…

「情報共有」の必要性 良いチーム・良いリーダーの条件とは

「気持よく働けるチーム」とは何でしょうか。それは、情報共有が適切に行われているチームなのではないかと思います。 情報共有はなぜ必要か まず実務的な部分で情報共有はとても有効といえます。自身への関連の有無に関わらず、情報が十分にあれば共有され…

完璧な計画作成というのはなかなか難しい。必要なのは計画が実行されたとき、変わり続ける業務の状況変化のなか、危険予測を意識し続けること

どのような事でも、事を進めるためにまず計画を作ります。トラブルのない計画を作りたい所ですが、予想外な突発的トラブルが起きる可能性も少なからずあり、完璧な計画作成というのはなかなか難しい事です。計画時にあらゆる危険を予測する事は大事ですが、…

「責任の所在」という言葉の正しい使い方

何か不祥事が起きた時、「責任の所在」という言葉が出てきます。不祥事を起こした政治家や会社の経営者の記者会見などでよく耳にします。日々の仕事でも使われる「責任の所在」という言葉、「誰が責任をとるのか」という意味で使われる事がありますが、その…

「報・連・相」の腕を上げて、効率的に仕事を進める

日頃忙しい人との丁寧なコミュニケーションは難しい事ですが、できるだけ相手の手間を増やさず、効率的に自分の仕事を片付けていきたいものです。 「報・連・相」は、とても気を使うこと 以前、一生懸命、丁寧に報告していたら、それが仇となり、結果として…

「伝書鳩な人=ダメな折衝(交渉)人」にならないように。そんな人への対処

残念な折衝(交渉)役の人がいます 折衝(交渉)役ならば、「双方の要望を、お互いに利益の合致するちょうど良い所に着陸させる」事に主眼を置いて事に当たって欲しい所ですが、実際は双方の発言や要望の伝達に特化してしまっている人がいます。私はこのよう…

上手く交渉する「影響力の武器」 チャルディーニの法則

自分の考えや要望を上手く伝えなければいけない場面では、社会心理学の知見が、大きな助けになります。社会心理学者のロバート・B・チャルディーニは相手に影響力を与え、自分の思う通りに誘導するための6つの心理の法則「チャルディーニの法則」を提唱して…

「阿吽(あうん)の呼吸」の作り方

曖昧な言葉で苦労している人多いと思います(←自分もそう)。少なくとも曖昧な言葉で苦労した経験を持つ人は、自身が指示する・説明する立場になった時、伝達不良による、時間の無駄な浪費を防がなければならないと切に願うところです。 できるなら「阿吽(…