職場のコミュニケーション論

職場における、コミュニケーション由来のストレス解消の一助

容疑者取り調べの極意で、ニガテなあの人と信頼関係を築く方法

職場や取引先のニガテなあの人と仲良くなるにはどうすればいいか。

その方法は結構簡単です。

その人を徹底的に好きになればいいんです。

 

10年ほど前、あるビジネス雑誌に載っていた警視庁で地位のあった人(名前もわからず記憶曖昧です)へのインタビュー記事で、今でも心に残っている発言があります。それは…

 

「容疑者に口を割らせる極意は、その容疑者を徹底的に好きになる事」

 

という発言です。

(確か)捜査一課時代の取り調べの極意なのですが、この記事を読んだ時とても興味深く感じました。

凶悪犯罪の容疑者に事件の真相を語らせるためには、憎っくき容疑者を徹底的に追い詰めるよりは、容疑者の人間性そのものに向き合い、その気質や性格を受け入れる事で、取り調べ人と容疑者の間に信頼関係を醸成し、供述しやすい環境を作るということなのでしょう。

 

では、職場や取引先のニガテなあの人と仲良くなるには、どうすればいいか。

ニガテになった理由は必ずあるはずで、それはメチャクチャに怒られた記憶だったり、とても嫌な思いをさせられた記憶だったり様々だと思いますが、いったんそれは脇に置いといて、容疑者…ではなくニガテな人の人間性そのものに向き合い、その気質や性格を受け入れる努力をしてみるのです、徹底的に。

そうすると「やたら細かくてムカついてたけど、仕事はしっかりしているな」とか「あいつコミュニケーション能力なくてイラっとしてたけど、彼もいろいろ我慢しているのかもしれないな」とか「いつも偉そうにしているあの担当者は、実は頼れる人なのかもしれない」とか…否定的な見方はやがて肯定的な見方へと変わり、これまで停滞していた関係を好転させることができるのです。 

それでも相手は心を開いてくれないかもしれません。それならもっと徹底的に好きになってみましょう。凶悪犯罪者は、心を開いてくれるのだから…