働き方のヒント

いまいち自分の頑張りが報われていない気がしている人へ。そのストレスの解消の一助を考察しています

「マジメで有能」と思っていたら「マジメで無能」だった。どうするか。

印象がとても真面目そうなのに、実際はあまり仕事ができない(以下、「マジメ系無能」と呼びます)人って結構多くいると感じます。流行語として「真面目系クズ」なんて呼び方もされているようです。

 

「マジメ系無能」の有能なところ

 

「マジメ系無能」な人の主な特徴は以下のようなところでしょうか。
・人当たりはとても良く、話の受け答えもしっかりしている。が、話の内容は理解していない(きちんと話を聞いている印象なので、相手は理解していると誤解してしまう)
・物事へ取り組む姿勢が、とても誠実・真面目である。が、一人で仕事を抱え込み、パンクしてしまったり、完結できなかったりする(周囲に迷惑かけまいと気を使った結果だが、結果的に迷惑かけてしまう)

「マジメ系無能」は「真面目系クズ」という言葉とほぼ同義なので、詳しい特徴は他ブログなどを参照してもらうとして、この「マジメ系無能」の注目すべき点は「相手に良い印象を与えることにとても特化している」点ではないかと考えます。

「マジメ系無能」に近しいものとして、「マジメで有能」という人もいます。2者の違いは「能力」の違いで、「マジメ系無能」と「マジメで有能」を区別するというのは非常に困難です。人の能力というものは点数など客観的な数値化でもしない限り、短時間で把握することなどできず、本来は時間をかけてじっくり第三者が把握するものであると思います。しかしその能力がはっきりするまでは、その人の印象が能力判断の大きな鍵となるわけで、とっつきにくくもジワジワとその能力を知らしめる「マジメで有能」な人よりも、印象操作に長けている分「マジメ系無能」な人の方が、有能に感じてしまうこともあると思うのです。

 

期待していたマジメな人が無能だったとき、どのように対処すれば良いのか

 

良い印象を与えることで「有能」を装う「マジメ系無能」な人ですが、いつかは無能であることはバレてしまいます。

「マジメで有能」と思っていたら、「マジメ系無能」だった。その事実を悟ってしまった時、非常にガッカリすると思います。もしかしたらその人に嫌悪感すら覚えるかもしれません。しかしそれは過度な期待からくるものであり、実力を見誤ったことがそもそもの原因で、一方的に落胆し嫌うというのではなく、期待と実力のギャップを埋める作業をするべきではないでしょうか。つまり、期待しないで、真の実力を冷静に見極めればよいのです。

 

「マジメ系無能」の活かし方

 

マジメ系無能は「嫌われたくない」とか「面倒に巻き込まれたくない」といった”事なかれ主義”が心理の根底にあり、自分が嫌われることや面倒に巻き込まれることからの自己防衛の手段として、マジメ風に装っているのです。

「あ、この人マジメ系無能かも」と感じてしまった時、どのようにして真の実力を判断していくのか。たとえば何かの説明をした時、マジメ系無能はわかっていなくても「わかりました」といってしまうので、本当にわかっているのか確認したり、こちらが何かを指摘した時、曖昧な返答で適当に取り繕う姿勢を感じたら、その曖昧な言葉に突っ込んでその意味する所を明確にさせるといいた方法が有効ではないかと思います。

「マジメ系無能」の発言行動に密かに疑いの目を持ち、冷静にその真の実力を見極めるのです、あくまで優しく、キツく接しないように…キツく接すると自己防衛の為、マジメ風が加速してしまいます。

「マジメ系無能」は本性を隠そうとしますが、そもそも自分の主義主張はあまりない人が多いように思えます。なので視点を変えると、とても扱いやすい人間であるという見方もでき、うまく矯正して、本来の実力内で仕事をやらせれば、元々の印象操作の上手さと相まって「マジメ系無能」は「マジメ系有能」にすることができるはずと思うのです。 

嫌うのは簡単ですが、「マジメ系無能」は悪ではないと思います。できれば上手く使いこなしたいところです。

 

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