働き方のヒント

いまいち自分の頑張りが報われていない気がしている人へ。そのストレスの解消の一助を考察しています

「伝書鳩な人=ダメな折衝(交渉)人」にならないように。そんな人への対処

残念な折衝(交渉)役の人がいます

 

折衝(交渉)役ならば、「双方の要望を、お互いに利益の合致するちょうど良い所に着陸させる」事に主眼を置いて事に当たって欲しい所ですが、実際は双方の発言や要望の伝達に特化してしまっている人がいます。
私はこのような人を「伝書鳩な人」と(心の中で)呼んでいます。
こういう人、どの職場でもいると思います。可能なら仕事であまり関わりたくないですが、残念ながらこういう人は意外に多いと思います。

 

「伝書鳩な人」、何がダメなのか


「伝書鳩な人」の特徴。傾聴に徹するのは良いとしても、結果的に双方の発言の「録音・再生」になってしまっている所。折衝役として肝心な「お互いの利益を合致させる作業」が抜けている所と思います。

情報伝達をする事を否定しませんが、そもそもテープレコーダーのような正確な「録音・再生」はヒトには難しい作業です。むしろ「伝書鳩な人」という余計なフィルターが入ったおかげで「伝言ゲーム」になり、結果的に誤情報を伝える結果を招きかねない危険性が高いと思います。努力のベクトルがずれている事に気づかず「録音・再生」を懸命にやっても、その結果はプラスにはならず、マイナスになりかねません。

 

仕事の面白さは、その大きさに関わらず「何かを自分の裁量で決める、主導して形を残す」事にあるのではないかと思います。

折衝役のという責任ある役目を担ったからには、「伝書鳩」ではなく、そこから一歩進んで自分の力で何かを決めてほしいと思うのです。「伝言ゲーム」では何かを決めることは出来ません。

 

「伝書鳩な人」、どう対処するか

 

不幸にも「伝書鳩な人」とともに仕事をしなければならなくなって時は、どのように対処すべきなのか。

経験上、「伝書鳩な人」に自覚をもたせ、折衝役として教育するというのは容易でないと思います。時間があれば良いですが、もし切羽つまった状況であれば、できるだけ具体的にこちらの要望を正確に伝えるべく「台本」を考え、伝達してもらう。つまり、本当の「伝書鳩」になってもらうのが、一番の対処法といえると思います。「飼い主」の力量が問われそうですが、「『伝書鳩』を立派な折衝(交渉)人にする」教育の大変さを勘案すると、こちらの方がだいぶ楽と思えるのです。

 

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