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伝え方のヒント

主に仕事で役立ちそうな、コミュニケーションのヒント

完璧な計画立案を目指す事より、大切なこと

どのような事でも、事を進めるためにまず計画を作ります。
トラブルのない計画を作りたい所ですが、予想外な突発的トラブルが起きる可能性も少なからずあり、完璧な計画作成というのはなかなか難しい事です。計画時にあらゆる危険を予測する事は大事ですが、それよりも大事なのは計画が実行されたとき、変わり続ける業務の状況変化のなかで、危険予測を意識し続けることだと思います。

 

完璧な計画立案を目指す事より、計画実行後のトラブル予測が重要

 

自動車学校の教習を受けると「危険予測」という言葉を教えてくれます。
・前の車との距離が近すぎる→前の車が急ブレーキすると追突する危険が予測されるからスピードを落として距離をあけよう。
・見通しの悪い交差点が近づいてきた→急な飛び出しの危険が予測されるから一時停止して安全確認しよう。
出発前に前の車との距離感やどんな状態の交差点を通るのか予想する事は極めて困難です。しかしドライバーは事故を未然に防ぐために、起こりうる危険を予測することで事故を起こす事なく、安全に目的地まで行くことができるのです。

計画を立てる事はとても重要ですが、完全な計画を目指すよりは、計画実行後のトラブルを柔軟に対処できる体制づくりにも重きをおくのが肝要なのではないかと思います。変わり続ける状況の変化に注意深く対応する事で、事故を起こさず安全に目的地へたどり着くという「危険予測」という考え方をメンバーに根付かせる事は安定的なチーム運営の観点でとても有効と思います。

 

トラブル予測とその情報共有で、自身に有利な状況を維持させる

 

完璧と確信した計画でもその通りにいかないのが世の常ですが、なにかトラブルが起きた時、焦りながらその場しのぎの対応するのは、何とも心もとない事です。状況の変化から起こりうる問題をあらかじめ予想し、その対処方法を準備しておくことで、いざ問題が起きたときに、正しい対応をする事ができると思います。計画実行後のトラブル予測とその情報共有が、相手や周囲に安心感をあたえるだけでなく、自身に有利な状況を維持させる事を可能とさせると思います。


ただ、この危険予測という考え方は度を過ぎると「ただの慎重すぎる人」と思われかねません。危険予測のバランス感覚は、運転と同じように、その人の経験値に頼る所が大きいですが、チームの運営に関して言えば、慎重ぎみの人や楽観ぎみの人、多様な考え方があったほうが、その運営はうまくいくように思えます。

 

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