働き方のヒント

いまいち自分の頑張りが報われていない気がしている人へ。そのストレスの解消の一助を考察しています

「情報共有」の必要性 良いチーム・良いリーダーの条件とは

「気持よく働けるチーム」とは何でしょうか。それは、情報共有が適切に行われているチームなのではないかと思います。

 

情報共有はなぜ必要か

 

まず実務的な部分で情報共有はとても有効といえます。自身への関連の有無に関わらず、情報が十分にあれば共有されたメンバーは仕事を進める上での判断材料が増えるため、正しい判断がしやすくなり業務が円滑に進める事ができるからです。

しかし情報共有することの必要性は実務的な部分はもちろんのこと、メンバーとの信頼関係構築にあるのではないかと思います。多忙な人には日々の仕事に精一杯打ち込むことが重要であり、情報共有は正直、面倒臭い事であるというのは事実であると思います。情報共有自体には金額的な価値はありません。ですが、情報共有はチームワークの基本中の基本であり、チームを健全に維持するために必要不可欠な事であることを意識しなければならないと思います。

 

情報共有ミスで生じる大きな問題

 

自分から発信すべき情報共有がうまく出来ておらず、ともに仕事をするメンバーから「そんな話は初めて聞いた」なんて言われてしまったことはないでしょうか。そんな時「すみません、大変失礼しました」と、とりあえず謝って、その場で情報共有をすればそれで済むように思う人は少なくないとおもます。しかしそこには大きな問題が生じています。それは、一緒に仕事をする「仲間」としての信頼を失いかねない事をしているという問題です。

情報共有ができていなかった原因は「業務多忙による単純な伝え忘れ」といった大した問題ではないかもしれません。しかし相手が「関知していないところで勝手になにか進んでいる」「自分は疎外されている」というネガティブな感情から信頼が損なわれていくことは十分にあり得ます。情報共有意識が高い人(=仕事ができる人)ほどそのような考えを持つと思います。

情報共有不足が続くとチームへの不信感が大きくなり、次第に「(チームでの話題は)自分には関係ない」という感情が強くなります。同時に、主体的にチームの仕事をする意識は低くなりますので、自分の仕事だけキチンとやっておけばいいやという感情に支配されることになるでしょう。このような心理は伝染しやすく、最終的にチームの空中分解を引き起こしかねません。日々の仕事はトラブルなくできていたとしても、こんなチームで働くのは辛いものです。

 

メンバー同士の情報共有不足は辛いが、情報共有しないリーダーはイタい

 

リーダーはその職責上、チームメンバー、取引先や他部署などさまざまな方面から情報が入ります。積極的に情報開示すれば良いと思うのですが、自身が知り得た情報をメンバーに開示しようとしないリーダーがいるのが多いのが実情です。そんなリーダーは以下のような心理が働いていると思うのです。

●情報共有の大切さを理解しておらず、自分さえ知っていれば良いと思い込んでいる
●情報の整理や理解が出来ず、情報を自分で抱えこみ発信する事ができない
●情報を握りコントロールすることが、リーダーの勝負どころと思っている
●自分の身を守る為、情報開示したくない

情報伝達力の有無や保身、その他さまざまな理由があると思いますが、なにはともあれ情報開示しないリーダーはリーダーとしての能力・信頼感を問われます。
仮に、本来リーダーから知らされるべき情報が、外部から漏れ伝わるような事があった時、知らされるべきメンバーはそのリーダーの下で働く意欲をなくすでしょう。情報の機密性への配慮は必要ですが、メンバーへの情報共有は積極的にすべきで、リーダーとメンバーの信頼関係は情報によって培われるといっても過言ではないとさえ思えます。

 

成果を上げるリーダーは情報の扱いが上手いです。情報を開示してメンバーを「気持ちよく巻き込む」ことができます。

「情報伝達能力・情報の共有化の上手さ」というのは良いリーダーの条件の一つとしてあげる事ができると思うのです。

 

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