伝え方のヒント

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【読書感想「やり抜く技術」】目標達成する方法と、リーダーとしての指導力も得られる本

人類は願望を実現することを繰り返し、進化してきました。
時間をかけて環境に適応していくことが進化ですが、自らの意思で生活環境をより良くしていく進化法は人類のみができる進化の仕方です。話が大きくなりましたが、つまり、日々の生活で大なり小なり願望(目標)を達成するための努力をすること、つまり自らの意思で、より良く生きる努力をするということは、最も人間らしい生き方ということであると言えます。

たくさんの目標を持ち、すべて順調かつ素早く達成できれば良いのですが、現実はそうはいかず、むしろ[失敗→挫折→面倒臭くなる→目標を失う〕なんてパターンに陥ることが多いのではないかと思います(自分もそう)。でも「やりたい!」と思ったことはやっぱり実現したいものです。この本は脳科学という切り口で目標達成へのプロセスを紹介した本です。

 

本書に書かれている、「やりぬく技術」を抜粋・要約すると以下のようになります。

●チャレンジすることが大事である

●チャレンジに失敗や挫折は付き物であり、その失敗こそが成長の糧となる

●目標達成した成功のイメージを具体的にする(具体的にイメージ出来ることは実現できる)

●目標達成への具体的な行動計画を立てる

●容易に達成可能なミッションを細かく設定し、目標達成へのモチベーションを維持する

●目標達成のための行動は、全て意味があることを意識し行動する

●小さな良いところをみつける

●やりっぱなしにしない、改善点をみつけて次に生かす

●自力に頼りすぎないようにする

●「わかる」と「できる」は違う。本当に理解した事だけが思考力や想像力を発展させ、目標達成への本当の行動原動力になる

●継続が大事。脳科学的に3ヶ月は続けないと習慣化されない

●過去のマイナスイメージにとらわれない

●根拠のない自信も大事。前向きに考える

●好奇心をもつ

●描いた明確な夢やビジョンを忘れない

●モチベーションが下がる理由は、

「目標達成への行動に意味を感じないから」

「目標が大きすぎるから、漠然と捉えているから」

「周りに評価されないから」

●目標達成への行動は明確な意味付けをして取り組む

●リフレーミングスキルを高めてネガテイブ要素も自分の成長や進化のためになるように捉える

●物事を小さく捉えて片付ける。必要以上に大きく捉えたり、漠然と捉えない

●安易に手っ取り早く済ませようとしない。闇雲に事を処理したり、安易な見積もりで行動しない

●目標が大きすぎると感じる時、自分が手に負えるレベルまで分解し、取り組みを確実に前進する

●マイナス思考にとらわれて現状維持を優先させる言い訳をしない

●寝る前にその日に小さな出来た事を振り返り、モチベーションをあげる

 

詳細は本書を読んでいただくとして、この本を読んで気づいたのは読み方を変えるとリーダーの指導力を鍛えるヒントが凝縮しているということです。先述の本書の抜粋について動詞を「使役の助動詞」に変えると目標達成したいリーダーのための、指導法の手引きに読むことができます。

●目標達成した成功のイメージを具体的にさせる

●目標達成への具体的な行動計画を立てさせる

●容易に達成可能なミッションを細かく設定させ、目標達成へのモチベーションを維持させる

●目標達成のための行動は、全て意味があることを意識し行動させる

●小さな良いところをみつけさせる

●やりっぱなしにさせない、改善点をみつけて次に生かせさせる

●自力に頼りすぎないようにさせる

●過去のマイナスイメージにとらわれさせない

●根拠のない自信も大事。前向きに考えさせる

●好奇心をもたせる

●描いた明確な夢やビジョンを忘れさせない

●目標達成への行動は明確な意味付けをして取り組ませる

●リフレーミングスキルを高めてネガテイブ要素も自分の成長や進化のためになるように捉えさせる

●物事を小さく捉えて片付けさせる。必要以上に大きく捉えさせたり、漠然と捉えさせない

●安易に手っ取り早く済ませようとさせない。闇雲に事を処理させたり、安易な見積もりで行動させない

●目標が大きすぎると感じる時、メンバーが手に負えるレベルまで分解させ、取り組みを確実に前進させる

●マイナス思考にとらわれて現状維持を優先させる言い訳をさせない 

このように動詞を「使役の助動詞」に変えると「やり抜かせる技術」となり、脳科学的にメンバーを導く指南書に読めてきます。このような指導をしてくれるリーダーがいたら高いモチベーションを維持しつつ、目標達成ができる気がしてきます。「理想の上司」ってこういうことをしてくれる人なのかもしれません。

 

ちなみに「やり抜かせる技術」とは逆の行動を考えると以下のようになります。

●目標達成した成功のイメージを具体的にしない

●目標達成への具体的な行動計画を立てない

●容易に達成可能なミッションを細かく設定させず、目標達成へのモチベーションを維持させることができない

●目標達成のための行動の意味を意識させようとしない

●小さな良いところが見つけられない

●やりっぱなしで、改善点を見つけず次に生かさない

●自力に頼りすぎてしまう

●過去のマイナスイメージにとらわれてしまう

●根拠のない自信をもつことができず、前向きに考えられない

●好奇心をもてない

●描いた明確な夢やビジョンを忘れてしまう

●目標達成への行動は明確な意味付けをして取り組むことができない

●リフレーミングスキルを理解できず、ネガテイブ要素を自分の成長や進化のためになるように捉えられない

●物事を必要以上に大きく捉えたり、漠然と捉えてしまう

●安易に手っ取り早く済ませようと、闇雲に事を処理したり、安易な見積もりで行動してしまう

●目標が大きすぎると感じる時、メンバーの手に負えるレベルまで分解せず、とりあえず取り組みを前進させてしまう

●マイナス思考にとらわれ、現状維持を優先させる言い訳をしてしまう 

 …個人的に今まで自分がお世話になった職位上位者の人たちは上記のような人が多かったかもしれません。どうりで上位者の人たちの話や指示になんとなく違和感を感じながら仕事をしていたわけだ。

 「理想のリーダー」になりたい人、「ダメなリーダー」になりたくない人にもぜひ読んでもらいたい、そんな一冊。

 

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